日本のお城のプラモデルといえば、一定のファンを持つ
一つのプラモデルジャンルですが、
段ボールで作るお城という、
あまり馴染みがないのではないでしょうか。
プラスチックで作るモデル(模型)がプラモデルですが、
そのまま、段ボールで作るモデルと考えてもらえると、
分かりやすいと思います。
実際のお城がそのままミニチュア化されたような、
精巧なものを作ることができるお城プラモデルですが、
実は、完成させるには作成の慣れだったり、
多少の技術が必要だったりします。
その点、段ボールで作るお城というのは、
子供でも手が出せるほど、かなり気軽にできて、
楽しめるような内容になっていると思います。
ということで、まだまだ数は多くありませんが、
段ボールで作る日本のお城キットをご紹介したいと思います。
[スポンサードリンク]
大人も子供も、一緒でも
・ダンモデ2 日本の城
価格・864円(税込み)
販売・アピカ株式会社
主にノートなどの紙製品を扱う「アピカ株式会社」から
発売されているのがこの「ダンモデ2 日本のお城」です。
段ボール工作シリーズ ダンモデというシリーズ内のひとつで、
対象としては小さいお子さん~大人までになっています。
「ダンモデ」というのは、ダンボールモデルの略で、
段ボールを使った工作キット、というジャンルとして発表されています。
お城の他には乗り物、ロボットなどの種類もあるようです。
片面が白くなっている段ボールを木工用ボンドで
張り付けていき、好きな色に着色できるというのが特徴です。
会社HPで「かんたんに作ることができる」と言っている通り、
小さいお子さんでも組み立てることができるようです。
学校用ノートなども作っている関係から、
学習用品としての側面もあるように思います。
完成の形としては、架空の5重5階の大天守といった感じで、
全高39cmと、わりと大きな出来上がりになります。
造りはそれほど細かくありませんが、
着色などこだわってやってみると大人でも楽しめると思います。
なにより、お城組み立ての入門編としては、
最適なのではないかと思います。
[スポンサードリンク]
段ボールを知り尽くしたメーカーから
・PUSUPUSUシリーズ
価格・1620円(税込み)
販売・hacomo株式会社
ダンボールメーカー「株式会社FUJIDAN」
(旧富士ダンボール工業株式会社)の、
段ボールを使った工作キットを制作していた部署が、
独立した関連会社である、hacomo株式会社から発売されています。
段ボールや厚紙などを使った工作キットシリーズの1つ、
PUSUPUSUですが、これは小さなダンボールでできた部品を、
8×8cmの穴があいている土台に差し込んで作る、
というものになっています。
着色もしてあり、プラモデルのように作製するというより、
ブロックを組み立てる感覚に近いので、
こちらも簡単に始めることができ、年齢を選びません。
とはいえ、一つ一つの部品が細かく作られているので、
出来上がりの完成度は高いように思います。
8cm四方の上に高さ10cmほどの大きさなので、
飾るのにも場所をとりませんし、可愛らしい仕上がりになります。
・PUSUPUSUシリーズにあるお城
名古屋城
大阪城
姫路城
熊本城
という、4城が発売されています。
名古屋城は金の鯱、熊本城はくまもんなどの部品や、
各城、外観の特徴を捉えた仕上がりになっています。
お城以外にも、金閣寺、ノイシュバンシュタイン城、
ピサの斜塔などの著名な建造物もシリーズにはあります。
お城コレクションの一つとしてはもちろん、
お子さんがいる方は共通の遊びとしてもいいと思います。
まとめ
二つの会社から出ている段ボールのお城を紹介しました。
プラモデルのように繊細ではないかもしれませんが、
気軽にできて、お城を身近に感じられるのが、
「段ボールのお城」の魅力ではないかなと思います。
何より、小さいお子さんからお爺ちゃん、お婆ちゃんまで
一緒になって楽しめるところが良さだと思います。
お城好きな方はもちろん、ちょっとした暇つぶしや、
プラモデルのお城を作る前の練習としても使えそうです。
おそらく今後もシリーズは続いていくと思いますし、
段ボールの模型キットというジャンルが流行る可能性もあります。
ぜひ、この記事をきっかけにお手にとってみてはいかがでしょうか。
[スポンサードリンク]